玄関は限られたスペースなので、少し物が増えただけであふれかえってしまうことがあります。
しかし、リフォームをすることで玄関の収納力がUPし、スマートな玄関を作り上げることができます!
今回は、玄関のお悩みを解決するための、玄関収納のリフォームの種類についてご紹介します。
玄関収納のタイプ
玄関収納にはさまざまなタイプがあり、
どのタイプを選ぶかによって収納力だけでなく、見た目の印象も大きく変わります!
棚と棚の間に空間があるタイプ
棚の配置の仕方によって、二の字型、コの字型、ロの字型などバリエーションがあり、
玄関の広さに合わせて空間の大きさや棚の位置を選べることがメリットとなります。
棚と棚のあいだに空間があるため、収納力を確保しながらも圧迫感が出るのを避けられますよ。
空間部分を収納以外に活用することも可能なので、使い方の自由度が高いタイプだと言えます!
トール型
玄関の床から天井近くまで壁の全面を収納として使うタイプです。
形としてはシンプルですが、たっぷりの収納力が魅力となります。
カウンター型
玄関収納を背が低めのカウンターひとつにまとめたタイプとなります。
収納力は劣りますが、壁の面積が広く天井も高く見えるため、空間に圧迫感を持たせたくない時におすすめです。
家によって玄関の広さも形も異なるため、どのタイプがよいとは一概には言えませんが、
家族の人数や靴の量に合った収納スペースの確保は必要です。
必要なスペースを確保したうえで、全面を収納として使用したり、空間を設けて別の形に活かすこともおすすめです。
カウンターの上に物を置くことができるので、玄関をおしゃれに飾ったりする楽しみもありますよ。
床置きタイプとフロートタイプの特徴
玄関収納は設置方法の違いで床置きとフロートタイプに分かれます。
床置きタイプ
床置きとは、玄関のたたき、あるいは玄関の床に玄関収納を直接設置し、収納下にすき間を作らない置き方のことです。
どっしりとした安定感があり、すき間がないため掃除も楽ですが、収納下の空間を有効活用することができないので、
収納に使えるスペースは玄関収納の内部だけとなります。
床置きの玄関収納を設置すると、収納スペースと玄関が完全に分かれてしまうため、
玄関の面積が狭くなり使い勝手が悪くなる可能性もあるので注意が必要です。
フロートタイプ
フロートタイプとは、たたきや玄関の床から浮かせて設置する玄関収納のことを言います。
後から取り付けることも比較的容易で、浮いているため空間を圧迫しないことが特徴です。
また、浮いているスペースに間接照明などの光を採り入れることで、おしゃれなインテリアとしても機能しますよ。
収納下を利用できるため、上手に活用すれば収納力がアップしますが、
出入りの多い玄関では収納下にほこりが溜まりやすいという欠点があります。
しかし、収納下に空間があると実際よりも広く見えるため、
トール型の玄関収納を置くときでも圧迫感を減らすことができます!
ウォークインシューズクロークの設置
スペースを確保できるのであれば、理想はウォークインのシューズクローゼットの設置です!
ウォークインシューズクロークとは、靴を履いたままアクセスできる玄関収納のことを言い、
一目で自分の目的の靴が見つかるのが特長となります。
玄関横にウォークインスペースを設けた収納プランで壁に棚板やパーツを設置して、自由にレイアウトができ、
ブーツなどの丈のある靴も形を崩すことなく収納できます!
靴はもちろんのこと、普段からよく外に持ち出すようなアイテムも収納することができますよ。
例えば、傘やお散歩用品、ベビーカーなどのような、靴以外の収納にも役立ちます。