株式会社Wood Style みやけ

洗面化粧台リフォームのポイント②

洗面化粧台リフォームの注意点

キッチンや浴室と同様に、洗面化粧台も水を使う作業が多い場所です。

しかし、キッチンや浴室ほどお手入れのしやすさにこだわらない人も多いのです。

洗面化粧台は水を使うのに加えて様々な作業をするため色々な汚れがつきやすくなります。

下記にて、リフォームの際に検討したい点についてご紹介します。

 

お手入れのしやすさを考える

洗面化粧台のボウル部分に汚れの付きにくい素材を使用している商品は増えてきています!

デザインの好みにもよりますが、

カウンター部分とボウル部分が一体成型で仕上げられているタイプだと継ぎ目がなく掃除がしやすいです。

洗面化粧台本体だけでなく、周辺にもお手入れのしやすい仕上げ材を選ぶと良いですよ。

洗面化粧台の片方もしくは両方に壁がある場合には、

クロスを水に強いタイプにすることで、湿気によるカビの発生を抑えやすくなりますよ。

最近はクロスではなく化粧パネルで仕上げるパターンも人気となっています。

つるりとした素材のため、タオルでさっと拭ける点も良いですし、カビが生える心配もありません!

やや味気なさを感じるかもしれませんが、

毎日使う場所としてお手入れのしやすさを優先するならば、化粧パネルは快適な状態で長く使用できるでしょう。

また、小さいお子さんがいると洗面化粧台の前の床を水びたしにしてしまうこともあるかもしれません。

耐水性が高いクッションフロアやフローリング材にすることで、

さっと拭ける上にすべりにくいため、お手入れのしやすさと安全性の双方をかなえることができますよ♪

 

洗面化粧台の下キャビネットは用途に合わせて選ぶ

最近の洗面化粧台は幅に合わせていくつかのプランを選べるようになっており、

ボウルや下キャビネットを自由に組み合わせられるシリーズも出てきています。

給排水位置にもよりますが、収納量を確保したい場合はキャビネットタイプ、

メイクなどを洗面室でする場合は椅子が内蔵されているタイプ、

洗濯かごやごみ箱を置く場所がない場合は扉付きのオープンスペースタイプを選ぶのがおすすめですよ。

体重計が収納できるよう、洗面化粧台の巾木部分を切り欠いてあるタイプもあるため、

洗面室での用途に合わせて組み合わせると良いでしょう。

 

ホテルライクな洗面室は使い勝手をよくチェックすることが大切

せっかくリフォームをするならおしゃれな雰囲気にしたいですよね。

たとえば、カウンターにボウルを落とし込んだオープンタイプの洗面カウンターや、

つるつるとした鏡面仕上げの扉や大理石調のカウンターを使った洗面化粧台など様々あります。

これらを設置することで、シンプルかつ上品な雰囲気が漂う洗面室にすることができます!

さらに、床をタイル仕上げにしたり大きな一面鏡を壁面に貼ることで、ますますホテルライクな雰囲気を出せますよ。

ただし、このようなプランは使い勝手のよさとは相反することが多く、

オープンタイプの洗面カウンターの場合は収納量が減ったり、

鏡面仕上げの扉は指紋がとても目立つので美しさを保つにはこまめに拭き上げる必要があるのです。

一面鏡は吹き跡が目立つため、拭き上げる方向に注意する必要があります。

使い勝手と見映えとのバランスがとれているかどうか、予算も踏まえてリフォームプランを考えることが大切です!

 

カウンターの高さは必ずチェックする

洗面化粧台のカウンターの高さは、メーカー商品だとほとんどが75㎝・80㎝の2パターンとなります。

洗顔をする際に腰をかがめすぎて負担にならないか、

これが洗面化粧台のカウンターの高さを決める基準ポイントとなります。

75㎝では低いけれど80㎝では高いといった場合は、

キャビネット下の堀り込んである部分、蹴込み部分を現場でカットして調整することができます!

毎日使用する場所なので、腰に負担がかからないよう高さのチェックはしっかり行うことが大切です。