長年住み続けた住まいに新しい価値を吹き込んでくれるのがリフォーム工事です。
まるで新築のように生まれ変わるリフォーム工事の中でも特に人気なのが水回りリフォームです。
水回りリフォームを行うことで古くなった設備が一新されて安心感と快適性が実現します。
水回り設備は古くなり経年劣化が進むと漏水などの不具合が発生し
住宅の基礎を腐食させるなど深刻な被害に繋がる恐れがあります。
手遅れにならないうちに水まわりリフォームをすることで安心で快適な暮らしが実現します。
今回は、水回りリフォームでおすすめの場所と工事にかかる費用や期間を紹介します。
トイレリフォーム
水回りリフォームで一番人気なのがトイレリフォームです。
トイレは住宅の中で必ず毎日使う設備です。
もともと日当たりの悪い場所に設置されることが多いこともあって
古くなったトイレは居心地が悪いものですが、
水回りリフォームで新しくトイレが生まれ変わることで快適性が劇的に向上します。
トイレ設備は各部に使われている水漏れ防止のパッキン寿命があるため経年劣化に注意が必要です。
部品の耐用年数は7~12年とされており適切に修理すれば部品交換だけで不具合は改善しますが、
10年を超えると全体に古さが目立ち始めます。
故障してトイレが使えなくなると苦労するので早めのリフォームをおすすめします。
トイレの水回りリフォームの費用は便器の交換のみで8万円程度~、
床と壁を張り替えるフルリフォームだと20万円程度~が相場です。
古い和式トイレでも最新の洗浄機能付き洋式便器にリフォーム可能です。
実際の工事にかかる期間は便器の交換のみで3時間、フルリフォームでも1日で完了します。
工事前の下見を含めても期間2日で全く新しい最新のトイレに生まれ変わります。
浴室リフォーム
トイレと並ぶ水回りリフォームの定番が浴室リフォームです。
浴室もトイレと同様に毎日使う設備です。
毎日きちんと掃除をし綺麗にしていても
時間がたてば少しずつ汚れは落ちにくくなってたまっていきますし、
設備も徐々に老朽化していきます。
不具合にその都度対応していくのもいいですが、
快適なお風呂を希望するなら思い切ってフルリフォームをおすすめします。
最近の住宅の殆どは浴室がユニット化されています。
ユニットタイプなら浴室まるごと交換できるので水回りリフォームで文字通り一新されます。
浴室リフォームの相場は20万~120万円程度です。
給湯設備は浴槽など一部設備の交換で10~30万円程度、
フルリフォームになると最低でも50万円は必要です。
新たに導入する設備や浴室の広さによっても異なりますが、
ユニットバスの浴室をまるごと交換するリフォームなら100万円以下でも劇的な効果が実感できます。
リフォームの工期ですが、設備の交換なら半日から1日で完了します。
ユニットバスの入れ替え工事は買いたいと搬出で1日から1日半、
新しい設備の設置工事に1日かかるので工期は3日が目安となります。
キッチンリフォーム
キッチンも水回りリフォームで人気の場所です。
キッチンのリフォームは水回りがユニット構造で一体化していることが多く、
水回りに合わせてキッチン全体をリフォームするケースが目立ちます。
家族構成の変化やスタイルに合わせてサイズを変更したり高さを調節したりと
細かい注文が多いのもキッチンリフォームの特徴です。
費用相場は水栓の交換など部分リフォームで3~5万円程度、
システムキッチンの入れ替えで20~50万円程度です。
レイアウトの変更や場所移動など大掛かりな工事になると80万から200万円程度かかります。
キッチンの水まわりリフォームの工期は一部設備交換で2~3時間、
フルリフォームだと1日で完了します。
配管工事が必要なケースだと工期が2日以上かかることもあります。
まとめ
効果を強く実感できるのが水回りリフォームの特徴です。
水回り設備が故障すると生活に大きな影響が出ます。
トラブルにわずらわされないためにも
設備がまだ使えるうちに早めの水回りリフォームをおすすめします。