部屋の面積の大部分を占める壁は、部屋全体のイメージを大きく左右します。
内装リフォームというと床の貼り替え同様に、クロス貼り替えもおすすめです。今回は、後手にしたくなくなるクロスについてご紹介します。
クロスの役割
内装リフォームは模様替え感覚で行う場合もあれば、子ども部屋を増やしたいというように機能性を高めるために、壁を取り払うような工事をする場合もありますよね。
一点だけに着目してしまうと、「違和感を覚える」ことも。
そこだけが浮いて見えることもあります。
それはなぜかといえば、その部屋では床や天井よりも広い面積を壁が占めているからです。
どのようなタイプのクロスを選ぶのか、貼っているのかによって室内のイメージが様変わりします。
ここで伝えたいのは、クロスがインテリアや内装としての役割を担うということです。
そして壁紙には、機能性や素材面の効果があることも知ってほしいと思います。
クロスの効果
本来、クロスは壁の下地や壁を汚れや傷から守る役割があります。
しかし、壁紙には多彩な色柄が揃っていますから美しく仕上げ、部屋の印象を一変させたり、空間をおしゃれに演出したりする効果もあります。
例えば、温かみのある暖色系の壁紙なら落ち着いた印象を与えます。
これなら家族が集まるリビングや寝室の内装リフォームにもってこいです。
部屋を広く見せたい、清潔感のあるイメージにしたいなら、寒色系のクロスを選ぶと良いでしょう。
内装については暮らしに影響を及ぼすだけでなく健康にも影響します。
目がチカチカする色柄が部屋全体を占めているのはどうでしょうか?
ナチュラルな素材を生かした落ち着いたものなど、内装リフォームはクロスから考えてみると満足度が高まります。