近年、空き巣などが住宅に侵入し金品を盗む『侵入窃盗』の被害に遭う家が多くなっています。
大切な家や家族を守るためにも、リフォームで住宅の防犯性を高めて侵入を防ぎましょう!
今回は、防犯性を高めるリフォームのポイントについてご紹介します。
防犯性を高めるためのリフォーム
侵入犯が侵入しやすい場所は、主に『窓』『玄関』『死角になりやすい場所』の3つとなります。
特に窓は、空き巣被害の侵入経路の中で最も多くなっており、
すぐにでも対策を行った方が良い場所でしょう。
侵入犯が空き巣に入る際は、人目に付きにくい場所や時間を選んで侵入してくるため、
奥まった場所に立っている家や、家同士の間に人が通れる程度の隙間がある家などは、
侵入犯のターゲットになってしまう可能性があるため、特に注意する必要があります!
防犯性を高めるリフォームを行うことで、防犯性をアップさせ、
被害に遭わないよう自衛することが大切です。
防犯性を高めるための各場所ごとのリフォームポイント
窓のリフォーム
窓は泥棒による家屋への侵入が多い場所だとされています!
玄関に比べて死角になる可能性が高く、隠れて屋内に入りやすく、
窓ガラスを破りさえすれば簡単に鍵を開けて侵入できてしまいます。
そのため、空き巣にとって格好の侵入場所なのです。
簡単に窓を破られないよう、防犯ガラスにリフォームを行うことが有効だといわれています!
防犯ガラスとは、2枚のガラスの間に衝撃に強いフィルムが挟まれているもので、
侵入犯が窓を破ろうとしてもフィルムがそれをブロックしてくれるのです。
また、窓にシャッターを設置したり、格子を付けたり、
死角を減らすようにエクステリア類の配置を変更したりするといったリフォームも、
防犯性をアップさせることができますよ。
玄関リフォーム
空き巣被害に遭った方の中には、
玄関のドアの鍵を特殊な工具でこじ開けられ、侵入されたというケースもよく聞きます。
このようなピッキングの対策には、玄関のリフォームを行うことが有効となります。
具体的には、ピッキングに時間がかかるよう二重鍵のドアを取り付けたり、
カードキーや暗証番号を入力するタイプの鍵に交換たりする方法があります!
ドアの二重鍵は、片方の鍵が鍵カバーで隠されているタイプのものもあり、
このタイプの製品の場合は鍵の場所が分かりにくくなるため、より高い防犯性を得られるでしょう!
また、最近では指紋認証のドアロックも販売されています。
リフォームの際に、業者へ相談して取り付けるのもおすすめですよ。
その他には、玄関に監視カメラを設置する、センサータイプの明かりを取り付けるなど、
様々な対策も侵入犯除けに効果的となるため、取り入れると良いでしょう。
死角になりやすい場所のリフォーム
侵入犯は住宅の周りの死角から侵入してきます。
そのため、人目に付きにくく暗い場所をなくすことも大切となります。
センサーで点灯するライトや、監視カメラなどを設置することで、
侵入犯に対する防犯対策のアピールとなり、侵入を諦めやすくなることが考えられます。
また、監視カメラを設置しておくことで、万が一侵入犯が家に侵入したとしても、動かぬ証拠となることも!
犯人の特定・逮捕へと繋がる可能性があるため、設置しておいて損はありませんよ。
今回は、防犯性を高めるためのリフォームについてご紹介しました。
リフォームで行える防犯対策として、今回ご紹介した方法はどれも簡単に行えるものが多いかと思います。
心配な場合は、犯罪被害に遭う前に、なるべく早くリフォームを行い、防犯対策をしておkくことが大切です。
また、すぐにリフォームをしない場合でも、どのようなリフォームをすればよいのか、予算や工期はどのぐらいかかるのかなど、
基礎知識だけでも身に付けておくと良いでしょう。